弊社の断熱工法は、セルロースファイバーを使った【透湿断熱工法】を採用しています。
簡単に特徴を言いますと、湿気を吸ったり吐いたりしてくれる、呼吸する家のつくりかたです。
これが、冬場の生活を楽にしたり健康に導いてくれるのです。
冬場の敵は「乾燥」です。肌荒れやインフルエンザ・アレルギー発症にも関係してきますので大変重要な課題です。
最近流行りの高気密高断熱の住宅では、24時間換気によって人から物から発生した湿気も強制的に排出してしまいます。
それによって過乾燥が起きるので加湿器をつけるというもったいない現象が起こります。
一体この工法は、何が必要で何が不要なのか訳が分かりません。
冬の時期の透湿工法でつくられた【kinoie】は、夏場の湿気を吸収して快適にしてくれていた断熱材や内装材・構造材の素材が、
貯められた湿気を放出してくれたり人から出された湿気や調理の湿気・お風呂場の湯気・室内干しなどの湿気を
家全体で逃がさないようにしてくれるので空間の過乾燥にはなりづらく、寒い冬場でも温度計の室温よりは温かく感じられます。
年中部屋干ししても嫌な臭いがしないのが【kinoie】の特徴の一つで、寒い冬にわざわざ外で干さなくてもいいのですし
そのことが加湿の役割をしてくれるので経済的かつママにやさしい家なのです。
実際、冬場の室内の湿度は、50~40%以内の日がほとんどです。
このことから 、弊社の【kinoie】は丸ごと自然素材で造ることで生まれる、保温性と保湿性があると考えられます。
一方、乾燥が厳しいこの季節の高気密高断熱住宅では、暖房器具は基本的にエアコンなのでさらに室内を乾燥させます。
24時間換気の仕組みは常に新鮮な空気を摂り入れ汚れた空気を強制的に換気扇で排出するということが行われることです。
となると、先ほども述べた通り、冬場に乾燥した空気を摂り入れて、室内で発生した湿気と共に24時間換気が吐き出してしまう
もったいない現象が起こり、乾燥するあまり加湿器を付けざるおえなくなりその加湿器からの湿気も24時間換気によって
吐き出してしまう二重のもったいない現象が起こります。
しかも電気代も掛かってしまいます・・・
【透湿断熱工法】でつくられた【kinoie】でもエアコンをつけると湿度は下がりますが、家全体が保湿性と保温性に優れた工法なので
エアコンを消すとすぐに湿度が上がるという優れものなのです。
このように断熱工法によって生活の仕方が楽になったり、病気を防いでくれたりしてくれるので、
室温データだけでは、断熱工法の善し悪しが比較できないのもだと思います。
重要なのは【湿度】です。