足場工事
まずは外装リフォームには欠かせない足場工事から
掛け方によっては仕事の進み具合を左右するので大事な工程です。

外壁点検・屋根点検
二階の外壁などは、下からでは見ることができないので足場工事が終わり次第、外壁の点検と屋根の点検をします。
上ってみないとわからないところがあちらこちらと・・・
見過ごす訳にはいかないのでお客さんに報告→相談→対処方法の提案です。
しばらく塗り替えしていないとのことなので、サイディングをさわると手が白くなるチョーキングも・・・
何年後かに劣化が予想される箇所も見つけてご提案することも。
ついで工事になるのなら強く勧めますが、後で工事でも大丈夫なものはご提案だけに。
高圧洗浄
何はともあれ塗り替え工事なので、外壁全体を高圧洗浄していきます。
この後の工事も楽になるので、最初に何年分の汚れを落としておきます。

シーリング打ち直し・打ち増し
塗り替える前に今回の現場はサイディングなので、
外壁と外壁の継ぎ目のシーリングの除去とシーリングの打ち直しと
サッシ回りや排気カバー・バルコニー笠木等の雨もりの原因となる箇所を見つけて
シーリングの打ち増しをしていきます。
先ほどの点検・シーリング除去している間にシーリングが切れることによって
雨漏りしそうな箇所を見つけ出しておいたり、納まりの悪いところもチェックしておきます。
これは大工目線でないと出来ないこともあるので、大工と監理の一人二役がいきる場面です。
雨漏りしそうな箇所は、家をつくってきたからわかる経験と勘と情報が力を発揮してくれます。


塗り替え
まずは塗ってはいけない窓のまわりやバルコニー笠木などを養生していきます。
次に、下塗りのシーラー処理→中塗り→ウレタン塗装の仕上げ塗りへと進んでいきます。
今回は壁だけでなく破風板も塗り替えです。
軒裏の天井は状態がいいので予算を抑えることも踏まえて今回は工程から省きました。
また、一階であれば足場が無くても塗れるので予算を抑える意味でも
一階の裏にあたる破風板も工程から省きました。
時には予算に応じての工事の内容でも引き受けています。


雨樋交換・修理
大屋根の雨樋に関しては、下から見ても劣化が確認できました。
何年か前にその劣化した箇所の修理をしましたが、年数経つとまた壊れていたので
外装リフォームで足場を掛けるついでに大屋根の雨樋だけは交換となりました。
雨樋にしても一階部分は後でもできるので今回は塗装工事内容同様、あと工事でも問題ないので今回は無しということに。
雨樋はメンテナンスフリーだと思って安易に考える方もいますが、外壁同様の定期的なメンテナンスが必要です。
新しいものは、材質も良くなっているので交換するとひと安心。
下の左側写真の真ん中が劣化していたので今回の外装リフォームにて一番上の雨樋は交換しました。


仮設撤去・完了
塗装工事が終わって欠陥箇所がないか、工事忘れがないか、現状復帰忘れがないか
見回り点検と補修作業・掃除などをしていきます。
それが終わるといよいよ足場の解体作業に。
新築当時の様なきれいな外壁に生まれ変わります。
もう外壁の劣化も大雨による樋からの雨水のこぼれもないので安心して暮らしていただけます。

