浴室からユニットバスに
木造住宅で浴室の壁と床がタイル張りで浴槽が取り付けられている造り付けのお風呂から
ユニットバスに変更する際に解体してみると
良くて一部・最悪の場合あちらこちら柱や土台が腐っていることがあります。
当然このままだと腐食により土台がカスカスになったり・柱が無くなったりして
地震が来たときにはその個所から崩れていくと考えられます。
そうかといって全て取り替える必要も無く、部分的に交換や補強擦ることが出来るのが木造住宅のいいところです。

上の写真はお風呂を解体した後の写真です。
解体前の現地調査では想定の範囲内ですがこの柱が家を支える通し柱だったとは・・・
水まわりリフォームのいいところは、解体した際に家の状況が把握でき補強や交換ができ、
新しいものが設置できるということです。
もちろん費用はかかりますが、リフォーム後の満足感や使いやすさはお客様に聞くと想像以上とのことです。
補修・補強後
まずは土台を入れ替えるために建物を油圧ジャッキと柱で支えて腐食した土台を取り外します。
既存の腐食した柱の腐食部分だけを切り落とし新しい材料で継ぎ足します。
もちろんちょっとした工夫と細工をして。
そしてその隣に新しい柱を抱合せます。
既存の柱と新しい柱をボルトで繋いで補強します。
この作業が工務店の強み。
大工が一貫して監理から施工することでこの解体してから補修・補強の一連の作業がスムーズに無駄なく施工出来る事です。
経験がものをいう作業ですので、誰に頼むかで決まってしまいます。

また、築20年以上の木造住宅で、浴室がタイル張りのお風呂の方は
まず洗面所の床の状況やお風呂の壁の状況を叩いたり踏んだりして凹んだり鈍い音がするようなら
最悪の事態が起きる前に一度調べてみた方がいいですよ。
調査だけにも伺いますし、状況に応じてのプランのご提案なども承りますのでお気軽にご連絡ください。