耐震補強とは

 

 

 

 

旧耐震基準(昭和56年以前)や新耐震基準(平成12年以前)で

 

建てられた建物を現行の耐震基準になるべく近づけて

 

もしもの大地震に備えることを目的とします。

 

耐震補強のメリット


命が助かります

建物の最大の役割は「人の命を守る」ということ。

耐震性の高い建物は、建物を地震による倒壊から防ぐことで中にいる人の命を守ることができます。

 

財産が守れます

建物内には思い出の品から貴重品まで多くの財産があると思われます。

地震によって倒壊してしまうとその財産を取り出せないことも最悪失うことも考えられます。 

耐震補強をすることでそれらを今の生活のまま維持できることになるのです。

改修費用を低減できます

地震によって建物が損傷を受けたとしても、耐震補強を行った建物はその後の改修費用が少なくて済みます。

もし耐震補強されていない建物が地震により損傷しその後改修するとなると、耐震補強した建物の改修費用(地震により損傷→改修)の約4~5倍になると言われています。

地震後でも自宅での生活ができます

地震により建物が倒壊してしまうと、避難所での生活を送らなければなりません。

その期間は何か月から何年もの間になります。

震災後の生活は不自由なことが多いです。

 

そのような状況のなかの避難所生活は、プライバシーなどがない環境での生活が続きます。 

そうするとストレスが溜まり体調を崩し、最悪死に至ることは過去の震災でも多く発生しました。

もし、あの時耐震補強しておけば・・・

 

多少の損傷の中であっても自宅でそのまま生活ができるので肉体的にも精神的にも過酷な状況に陥ることが防げます。

リフォームのついでに工事ができます

建築士・耐震診断士の立場からと現場経験を活かして耐震補強工事を目的としていないリフォーム工事でも、解体を伴う工事であれば先を見据えて今できる耐震補強工事をすることが可能です。


本来は耐震診断・耐震補強設計・耐震補強工事の順で行うことをお勧めしますが、予算や工期の関係で水回りリフォーム工事のみ場合でも解体をする箇所がいつか耐震補強工事をするとしたら耐力壁が必要であろう箇所には耐力壁のご提案させていただきます。

耐震補強のデメリット


部分補修仕上げ

耐震補強工事は一カ所づつの工事なので部屋の一部の床・壁・天井を解体します。

このような工事を機会に内装リフォームも一緒に行うことをお勧めしますが、予算の関係上耐震補強工事後の床・壁・天井の部分的な現状回復は、他の既存の仕上げに合わせることが出来ないので耐震補強工事箇所のみ新規ですので継ぎ接ぎの空間となってしまいます。

ほとんどの方はそのような空間でも気にせず生活しています。

生活しながらの工事

リフォーム工事でも同じことですが、基本的には住みながらの工事となるので騒音・振動・ほこりなどにより不自由な生活も余儀なくされます。また、耐震補強工事箇所が何か所もあるとなるとその都度荷物の移動や処分をせざるを得ないこともあります。


お客様も施工側(弊社及び協力会社)も工事期間中は色々と気を使う事が多々あることなど耐震補強に向けてのお互いのご理解とご協力が重要です。

予期せぬ工事

耐震診断時にはわからないことは建物内には潜んでいます。

解体することで目に見えない箇所が見えてきたりします。 

例えば微量の水漏れの発見や土台の腐食・柱の根腐れなどによる補修工事や交換工事。

思わぬ出費となりますがこの工事を機に耐震補強箇所以外も建物の状況調査し発見できることで良いこともあります。